第22章: 1952年西洋への旅
1952年· ババ 58歳ページ 3,124 / 5,444
しかしトムは、宗教や霊性に特別な関心を持ったことがなかった。ある日、ドロシーは翌朝メヘル・バーバーに会いに行くつもりだと彼に話した。好奇心から、トムも彼女に同行した。彼はフリーランスのジャーナリストで、人と会うことを楽しんでいた。「私は作家や彫刻家、政治家に会いに行くようなつもりでバーバーに会いに行った」とトムは語った。次は、その出会いについての彼の証言である。
私たちはしばらく廊下で待った。ここに集まっているのは実に奇妙な一群の人物たちで、かなり多くの変わり者がいると思った。しばらくして、ドロシーと私は一緒に中へ呼ばれた。私の記憶にあるのは、ごくありふれた部屋だった。営業部長が巡回セールスマンに会い、新シーズンの見本を示し、商品について話し合うような種類の部屋である。しかし商業セールスマンの代わりに、インド人の顔が一列に並び、片隅には白いローブを着た、容貌の非常に印象的な中年の男がいた。脚にギプス[弾性包帯]をしていたため、片脚を上げて長椅子に座っていた。
彼は私たちを迎え、ドロシーに自分の向かいに座るよう告げた。私は彼の隣に座るよう手招きされた。私はそこに座った。
バーバーはすぐにドロシーの方を向いて尋ねた。「あなたはなぜ来たのですか?」
彼女は答えようとしたが、どうしても言葉が出ず、その努力のあまりほとんどヒステリー状態になりかけた。彼女はなんとか口走った。「バーバー……私……話せません!」
バーバーは述べた。「私もです。」
「ええ、でもあなたは話したくないから話さないのです。私は話したいのに、話せないのです。」
バーバーは彼女をじっと見つめ、それから両手を上げた(ドロシーはそれを、自分が頭の中で生きすぎているという意味に受け取った)。
彼は彼女をとても優しく見つめ、手を取り、こう告げた。「私はあなたを助けます。」
それからバーバーはトムの方へ向いた。トムはこの場面を見守りながら、いつも物事の外側から内側を眺め、決して個人的には関わらないジャーナリストの役割へと戻りつつあった。彼はその光景に魅了されていたが、同時にドロシーのことをひどく心配していた。
バーバーは彼を鋭いまなざしで見つめ、尋ねた。「それで、あなたはなぜここへ来たのですか?」
バーバーがこう述べると、外側に座っている代わりに、トムは突然、自分がその場面の中へ引き込まれたように感じた。彼はさらにこう回想した。
私は頭に最初に浮かんだことを言った。「私はただあなたに会いたかったのです。」バーバーは両腕をぱっと上げた。まるでそれが、誰もが与え得る最もすばらしい答えであり、深い霊的意義を持つものであるかのようだった。
