第17章: 会合とダルシャン
1946年· ババ 52歳ページ 2,535 / 5,444
これはすべて実体のないことです!あなたを巻き込んだ者たち自身が罠にかかり、あなたは自由となるでしょう。」
そして最終的にまさにそのとおりのことが起こった。ガニは無罪となり、告発者たちが被告となってその殺人について有罪を宣告された。
ガニはこの知らせをバーバーに書き送り、借金を整理するためにどうすればよいかを尋ねた。バーバーはある計画を考え出し、それを「ボジャ [重荷] 基金」と名付けた。実際、バーバーはその後、ガニの借金を返済するに足る額を集めるためにドンをイギリスとアメリカへ派遣した。
ある日、カカとエルチがデラドゥン駅からニランジャンプールへトンガで向かう途中、彼らの目にマストのように見える老人の姿が映った。バーバーがその者と接触したがるであろうと思い、二人は彼をトンガに乗せて、バーバーのバンガローへ戻った。トンガが門に着くと、老人は声を上げた。「私はバラの園に来たぞ!」バーバーが出て来て、二人の目が合った。バーバーの目は輝きを放ち、老人は彼を食い入るように見つめた。彼はあまりに激しく笑い始め、喜びの涙が頬を伝って流れ落ちた。
それからマストはカカとエルチに向き直って告げた。「この人の顔と額をよく見てごらん!まるで太陽がそこにあるかのように輝いているではないか!彼が誰なのか、わからないのか?」
バーバーはマストの手を取って庭師の小屋へと導き、そこで二人は約十五分間、共に座っていた。老人が法悦のうちに笑っている声が依然として聞こえてきた。接触の後、バーバーはマストとともに外に出て、家の方へと彼を導いた。マストは庭師の小屋のそばに掛かっている真鍮の鈴を見つけてそれを手に取り、自分とバーバーの頭上で鈴を鳴らしながら、バーバーの周りを輪になって踊り始めた。
バーバーが彼をしばらく室内へ連れて入っていた時、マストは告げた。「神は今日、このパールシーの聖者のもとに私を遣わされた。」その後バーバーは彼を再び小屋へ連れ戻し、そこでさらに三十分間共に座っていた。彼をデラドゥンへ送り返す前にバーバーは十ルピーを渡したが、不思議なことに、そのマストはどうしてもバーバーの住所を書き留めると言い張った。マストが去った後、バーバーは彼が第五の境地にあると述べた。
ジャルバイは1946年6月30日にプーナへ向けて発った。7月2日、バーバーはアジメルでのマストワークのためカカとエルチを伴って発った。マジュブのチャチャと再び作業をしたかったバーバーは、彼に茶を勧めて機嫌よくさせておくため、やかんとカップ、ソーサーを携えて行かせた。
